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 心に響くエッセーや作文に贈る「日本語大賞」(東京書籍主催、時事通信社後援)の表彰式が31日、東京都内で行われ、宮城県の佐藤優里佳さん(11)の「心に残る母の『う…ん』」など4作品が最優秀賞に選ばれた。東京書籍が創立100周年事業として「日本語の美しさや言葉の持つ力を見つめ直したい」と創設。第1回の今回は「人と人をつなぐ日本語」がテーマで、1833作品の応募があった。
 佐藤さんは小学生の部で受賞。突然の病気で意識不明となった母親に「ママは強いもん。病気に負けないもん」と耳元でそっと話し掛けたところ、返ってきたのが「のどから絞り出すような『う…ん』」。
 翌日他界し、これが最後の言葉となったが、「優里佳もしっかり生きてねという心の声だったかもしれません」などと朗読されると、会場のあちこちですすり泣きが漏れた。
 中学生からは大阪府の宮原皐煕さん(13)の「かたことの日本語が伝えるもの」、高校生からは東京都の岡部憲和さん(18)の「ある職人のことば」、一般からは東京都の加藤宣彦さんの「島ことばに残る美しい日本語」が最優秀賞を受賞。このほか25作品が優秀賞に選ばれた。 

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by fowdqycfh4 | 2010-02-06 09:01
 女子中学生の裸の画像を保存するなどしていたとして、神奈川県警少年捜査課と厚木署は3日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造)容疑で、東京都府中市清水が丘、会社員、重道正臣容疑者(35)を逮捕した。県警の調べによると、重道容疑者は「10人ぐらいの女の子に画像を送ってもらった。若い女の子の裸が好きだった」と供述しているという。

 県警の調べによると、重道容疑者は携帯電話のサイトで知り合った中学2年の女子生徒(14)に、裸の画像を送るよう要求。昨年9月8日、女子生徒に裸の画像4枚を携帯電話に送信させて保存した疑いが持たれている。

 県警によると、重道容疑者はその後も女子生徒に画像の送信を求めたが無視されると、女子生徒が通う中学校のメールアドレスに、サイトの管理人を装い、女子生徒の裸画像を送りつけ、「お宅の生徒が援助(交際)を求めている。注意してもやめない」と“警告”していた。同校が厚木署に届け出た。

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by fowdqycfh4 | 2010-02-05 12:16
 大相撲の横綱・朝青龍関による泥酔暴行事件をめぐり、日本相撲協会が本格的な調査に乗り出すことになった。協会は「調査委員会」の設置を決め、朝青龍関から事情を聞くなどして処分を下すものとみられるが、「(身代わり行為が)大きな誤り」と批判されていた個人マネジャーがブログ上で突如辞意を表明。「スピード幕引き画策か」との指摘も出ている。

 中には、既に解雇を見越して、朝青龍が協会を不当解雇で提訴する「逆ギレ」を予告するスポーツ紙も登場するなど、様々な憶測が飛び交っている。

■「被害者」を演じたことをマネジャーが陳謝

 2010年2月1日、貴乃花親方が予想外の当選を果たした理事選後に行われた理事会では、一連の問題についての全容解明を目指す「調査委員会」の設置が決定。当選したばかりの貴乃花親方も、騒動が刑事事件に発展した際には「今までよりも、重く受け止めないといけない」と、厳しい態度で臨みたい考えを示した。

 だが、調査委員会こそ立ち上がったものの、問題解決までに解明すべき事柄は多い。

 この日、高砂親方(元大関朝潮)は協会に対して、騒動に関する報告書を提出。報告書では、朝青龍関側と被害男性との間で示談が成立した旨が明記されているという。さらに、ニッカンスポーツによると、報告書には、被害男性による「暴行されたのはウソでした」などと書かれた書類も添えられたという。

 ところが、2月2日発売の週刊誌「フラッシュ」2月16日号には、1月下旬に撮影された被害男性のものだとされる写真が掲載されており、男性は鼻に大きな絆創膏を貼っている。仮にこの写真が本当に被害男性のものだとすれば、示談が成立しているとはいえ、「暴行はウソ」だという主張の信憑性には疑問符がつくことになる。

 そんな中、当初は被害男性の「身代わり」として被害者を演じていた個人マネジャーの一宮章広氏は2月2日未明、自身のブログを更新。この内容が事態に影響を与えるとの見方もでている。ブログの文面では、

  「本場所中の大事な時期に自分の軽率な発言で関係者をはじめ高砂親方、横綱、相撲を応援してくださる方々に多大なる御迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます」

と、「被害者」を演じたことを陳謝。高砂親方が一宮氏の発言を「マネジャーの大きな誤り」と非難したことについても、

  「高砂親方に自分の軽率な行動を注意され世間に大きな誤解を与えた事を痛感しております」

と反省の弁を述べた。その上で、

  「したがって横綱と相談させていただいた結果、この件が解決したのち横綱のマネジャーを辞めさせていただく事になりました」

と、騒動が決着した時にはマネジャーを辞任することを明らかにした。

■「弁護士とどうするか協議を始めている」

 東京スポーツは、このブログの内容を「『解雇逃れ』引き換えにクビ差し出した」との見出しで報じ、一宮氏が「身代わり」になったことによる協会への「虚偽報告」についての責任をすべて一宮氏がかぶることで、朝青龍関へのダメージを軽減させる狙いがあるとの見方を示している。

 すでに「処分後」を視野に入れているメディアもある。スポーツ報知は、2月1日、「クビなら泥沼化 朝青龍逆ギレ!!  協会訴える」との見出しで、「関係者」の

  「万が一、解雇になった場合、横綱は協会を不当解雇で訴えることも考えています」
  「そうなった(解雇になった)時に弁護士とどうするか協議を始めている」

といった発言を紹介。記事では、08年の大麻問題で協会から解雇処分を受け、それを不服として協会を提訴した元若ノ鵬、元露鵬、元白露山のケースを引き合いに、仮に解雇された場合、訴訟に発展する可能性を指摘している。

 朝青龍関への処分は、2月4日に行われる定例理事会で検討される予定だが、事実関係の調査が進んでいる途中だということもあって、この日のうちに結論が出るかどうかは不透明だ。


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by fowdqycfh4 | 2010-02-04 12:54
 成田発オークランド行きのニュージーランド航空90便(ボーイング777−200型機、乗客乗員309人)が1月31日夜、離陸途中に急ブレーキをかけたため、主脚のタイヤ12本がすべてパンクし、成田空港の誘導路上に立ち往生したトラブルで、滑走中に操縦系統に異常が発生していた可能性があることが1日、分かった。
 同航空から国土交通省成田空港事務所に入った報告で判明。滑走中に副操縦士側の操縦かんの動きが鈍くなり、自動操縦解除の表示が出て、警報音が鳴ったという。
 今回のトラブルについて、国交省運航課は「事故ではなく、重大インシデントにも当たらない」と判断、運輸安全委員会に通報しない予定だが、同航空側から経過と原因調査の結果について報告を求める方針。 

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by fowdqycfh4 | 2010-02-03 13:07
 広島県の小学校で女子児童が性的暴行を受けた事件をめぐり、女児3人と保護者が26日、精神的苦痛を受けたとして、元教諭と県などを相手に1億1550万円の損害賠償を求める訴訟を広島地裁に起こした。
 元教諭は強姦(ごうかん)などの罪に問われ、広島地裁で昨年9月、懲役30年の判決を受けた森田直樹被告(44)。被告は控訴し、広島高裁で公判中。
 原告側弁護士によると、女児3人は長年にわたり、森田被告の性的暴行を受けた。弁護士は「苦しんでいる娘たちは事件の判決があっても、心の傷を一生背負っていかなければなりません」とした保護者の手紙を公表した。
 原告側は森田被告を任命した県にも、責任があるとしている。
 広島県教育委員会の篠田智志教職員課長の話 到底許されるものではなく、極めて重大な事件だと認識している。訴状を確認して対応を検討したい。 

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by fowdqycfh4 | 2010-02-02 16:31
【第94回】勝村久司さん(中央社会保険医療協議会委員、連合「患者本位の医療を確立する連絡会」委員)

 診療行為ごとの医療費を記載するレセプト並みの明細書をめぐっては、2008年度診療報酬改定でレセプトのオンライン請求を行う病院(400床以上)に対し、患者が希望する場合の発行が義務付けられた。今年1月15日の中医協総会が取りまとめた来年度報酬改定の「現時点の骨子」では、発行を義務付ける医療機関の対象を拡大する方針が示されている。これに対し、05年から中医協委員を務めている勝村久司さんは、全患者への無料発行を断固として主張してきた。4月に任期中最後の報酬改定を迎えるに当たり、実現に向けた思いなどを聞いた。(木下奈緒美)

■全患者への明細書無料発行で真の「中医協改革」を

-政権交代後の中医協での議論をどう見ますか。
 政権が交代する前にイメージしていた議論の進み方と大きくは変わっていません。再診料をどうするか、救急などをいかに手厚くするかが当然、大きな争点になる流れでしたし、実際その通りになっています。確かに何人かの委員の交代によって新鮮になった印象はありますが、個人の発言の内容は変わっても、中医協の基本的な議論の争点や方向性が変わったということはありませんし、変わり得ないと思います。
 診療報酬の総額の増減、すなわち改定率に政権交代の影響が出るか否かが注目されるのは分かります。しかし、5年前にその議論は中医協ではやらないということを決めて、中医協本来の役割の議論を担えたのですから、いまだにその注目が中医協に向く状況は少しおかしいと思います。昨年12月には、診療報酬の改定率などに対する中医協としての意見書を提出しようとして、結局まとまらず見送りになりました。しかし、無理にまとめる必要はなく、中医協は改定率よりも個々の診療報酬単価の価値観を相対的に見直していくことに集中すべきだと思っています。

-勝村さんは当初から、全患者へのレセプト並み明細書の無料発行の義務化を強く訴えています。
 04年の贈収賄事件を機に起こった「中医協改革」では、診療報酬を改定する上で、患者の視点を重視していくことが強く打ち出されました。その後、議論の公開が進み、新たに病院の代表や看護師の代表、わたしのような患者代表も委員に加わりました。また、診療報酬全体の「枠」となる改定率の議論は別の所でやることになったので、中医協では「中身」の議論ができるようになりました。これは国民にとって非常に良かったと思います。なぜなら、「何が本当に大事なのか」を中医協で初めて議論できるようになったからです。
 患者の視点を重視するには、中医協で決めた診療報酬の点数に対して、患者が良しあしを言えることが大事です。そのために、何が何点なのかを患者に示さないといけません。それがレセプト並み明細書です。中医協の患者代表委員を引き受けた時、わたしはまず、全患者への明細書の無料発行義務化の実現が最も大切なことだと感じました。そうすれば、日本中の患者が点数を見て、ものによって「高い」とか「安過ぎる」とか「不健全だ」などと言える。つまり中医協委員と同じような議論ができるようになります。わたしの役割の一つは、日本中の患者が“中医協委員”になれるようにすることなのです。06年度、08年度の改定では実現せず、当時の中医協会長からは段階を踏んで少しずつ進めるよう説得され、今回は委員を務めて3回目の改定になりました。この間、順調に進んできていると思っていますが、もし今回も実現しなければ、「中医協改革」で打ち出した患者視点の重視とは一体何だったのかと言わざるを得なくなります。これが実現して初めて、患者の視点を重視した本当の「中医協改革」が5年をかけてやっとなされたことになるのだと思います。

-実現に当たっては、医療機関が負うコストを問題視する声があります。
 「レセプト並みの詳細な明細書を全員に発行すべき」と言い続けたところ、06年度の改定では、一歩前進ということで、「投薬」「検査」などの小計が記載されただけの領収証の発行が義務化されました。実際に今、全患者に明細書を発行している病院では、この小計領収証を発行するシステムを使って、印刷の様式を変えることで明細書を発行しているところが多いようです。ソフト会社が明細書発行のためにレセプトコンピューターの設定を変えるには、あまりお金も時間も掛からないと聞いています。
 中医協の以前の日本医師会代表委員の方々は、明細書発行のためには、初期にレセコンの費用が掛かると言い続けてきました。診療所でも、小計領収証の発行が義務化された際と同じように、2年に一度、診療報酬改定を受けてソフトを変える際は、対応がしやすいのではないかと思います。ただ、医療機関の規模などによっては、半年くらいの猶予期間は必要かと思います。
 ランニングコストは、患者からの請求があった時だけ発行するよりも、全患者に無料発行する方が抑えることができると、複数の病院の医事課の方から聞いています。例えば仮に10人に1人が請求する場合でも、事前に発行するためのレセコンの設定はしておかなければならず、また、受付・発行業務に人手がかかってしまいます。これらを考慮すると、初めから印刷の設定を変えて全患者に明細書を無料発行する方が、事務の窓口の負担は増えず、必要な人手も全く変わりません。また、全患者に明細書を発行している医療機関では、医療費に関する医事課への質問が減ったとの報告もあります。

-今後の議論はどうなると見ていますか。
 今後は、全患者への明細書無料発行義務化に向けて理解を求めていく必要があります。08年度改定時にも完全には実現しなかったので、今年の改定に向けて中医協・診療報酬改定結果検証部会のテーマに明細書を入れてもらいました。年末の改定に向けた議論の中でも、過去の薬害被害者らの要望書など資料を見せて、委員の皆さんにレクチャーをする時間を少し頂きました。また、12月22日に提出した支払側の意見書にも盛り込みました。それにもかかわらず、今年1月13日の中医協で厚生労働省が示した「2010年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(案)」では、全患者に無料発行するか否かの論点が明記されていませんでした。つまり、今回は全患者に無料発行する条件が整ってきていることが十分理解されておらず、また一歩前進で済ませようということだったのです。厚労省からすれば、ほかの注目されているテーマと比べて優先順位が低く、考える時間が十分になかったのかもしれません。しかし、今や全患者に無料発行しているところはいくらでもあって、何の問題も起こっていません。これ以上待っても同じです。今が実現すべき機会なのです。
 医療側の理解を得る方策としては、例えば全患者に無料発行する医療機関の初診料を少しアップして、「プラスアルファ」が得られるようにする。初期投資で一定の加算を付けて、ある段階で本当に普及したらやめるという方法もあるかもしれません。とにかく「明細書の全患者への無料発行はそもそも当たり前」と思ってもらうことが必要だと思います。
 医療事故・被害をなくすためには明細書の発行が欠かせません。明細書を見れば、誰でも「中医協の議論」に入って行けるようになり、患者は健全な価値観で「高過ぎる」「安過ぎる」という相対的な違和感を世論にしていくでしょうから、結局、救急医療などで一生懸命頑張っている人の応援にも、自然になっていくと思います。

■軽症患者からの特別料金徴収、「効果的でない」

-病院勤務医の負担軽減策として、一定の条件の下で、救急外来を受診する軽症患者から「特別な料金」を徴収することが検討されています。
 目的は理解できますが、手法がよくないため、目的を達成できるどころか、かえって混乱を招くと感じ、この手法には反対しています。腹痛を訴える子どもを連れて行って、大丈夫だと言われて帰ったものの、腸閉塞で死んでしまった子どもの事例だけでも複数聞いています。軽症かどうかの判断をするにしても、安易にすれば医療過誤になるし、かといって「間違いなく軽症だ」と判断するためには、相当の時間がかかることが多いかもしれません。これでは勤務医がますます大変になってしまいます。
 高校を例にすると、定期試験終了前になって、「トイレに行きたい」と言い出す生徒がいたとします。教室で座っているのが退屈だからなのか、保健上の理由なのかの見極めはとても難しく、わがままや自分勝手な言動の生徒でも、その時だけは本当にトイレに行く必要があるかもしれません。変に偏見を持って「我慢しろ」と言ったところ、実は本当に体調が悪かったとすれば、教師としてあってはならないことです。これと同じで、軽症と思って来ているのかそうでないのか、実際に軽症なのかどうかの区別ができないから危険なのです。こうした判断は、人間相手の仕事では非常に難しいと思います。楽になろうとするのではなく、難しいと思い続けて、その中で一生懸命、精いっぱいやることが、人間相手の仕事ではベストなのです。何らかのルールを導入すれば簡単に解決できるのではないかという論理は、生活指導が大変な学校などで既に多くの教訓がありますので、そのあたりから学ぶこともできるでしょう。お金を払わせるというルールを作れば、お金を持っている人でわがままな人は、お金を払うことで堂々と軽症でも優先して受診できることになります。お金持ちであろうとなかろうと、救急の現場では軽症は優先しないと、受付で毅然と対応しようと努力している人にとって、軽症でもお金を払えばよいというルールを作れば、そうした対応が取りにくくなってしまいます。

-基本的な考え方に問題があるということですか。
 いいえ。軽症患者がたくさん来て救急が困っているから何とかしたいという考え方は分かります。この議論は20年以上、救急の現場で言われ続けていることだとも認識しています。もちろん、勤務医の負担軽減に向けた議論はすべきだし、患者への啓発はどんどんしていくべきです。ただ、料金を徴収するのは、患者の行動形態を変えるやり方ですし、その手法は効果的ではありません。そうではなく、例えば深夜や早朝に診療をしている診療所には、これまでの加算以上に、より多くの手当を付ける。また、週1回でも深夜に診療をするなら加算を増やす。こうした手法を取れば、実際の救急外来で働いている勤務医の負担が軽減していくのではないでしょうか。差額ベッドのように、料金を徴収することで個室希望を減らそうというような安易なやり方は、命にかかわる救急では、貧困に苦しむ人が救急の受診抑制をする事態をもたらしかねません。方向性自体が危険だと感じています。


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